福岡市近郊のお手軽ベストポイントでの釣り方をこっそり教えます!!
魚種が豊富な玄界灘に面した福岡市の近郊には、嬉しいことに海釣りが出来るたくさんの釣り場があります。
⇒奈多漁港
⇒深江漁港
⇒相島
たくさん釣り場があり過ぎて、「どこでどのような魚をどのように釣ったら良いのかが分らんぞ〜!!」と言う方も多いはずです。
特にこれから海釣りを始めたい方やビギナーの方は、「釣具屋さんに行っても道具があり過ぎて何がなんだかサッパリ分らん!!」と言う方もたくさんおられると思います。
このサイトでは、福岡市内やその近郊で海釣りをしたことがない人でも、どのような道具を購入して、どんな仕掛けを作って、どんなエサを買って、どこでどのような釣り方をしたら良いのかについて書いています。
スポンサードリンク
知っておきたい海釣りの知識
海釣りで何よりも大切なのは、潮の大小や干満です。
河川や湖沼にはない海釣りならではの自然の摂理です。
水深が浅い漁港などに、大潮の干潮時に出かけても狙った魚は釣れませんよ〜!!
潮見表を見て釣行計画を立てるのが基本中の基本です。
(潮見表は釣具屋さんで無料でもらえていましたが、2022年以降はペーパレス化によって無料のアプリをスマホにDLさせたりしているところもあります。)
ネットで、博多湾の潮見表などと検索すればすぐ見れますので、釣行計画を立てるときはご覧になることをおすすめします。
狙う魚によって大潮が良い魚もいれば、小潮、長潮、若潮のときによく釣れる魚もいます。
知っておきたい魚の知識
釣りをするためには、それぞれの魚の習性や釣れる時期を知っておくことが大切です。
さてどちらがヒラメで、どちらがカレイかお分かりでしょうか?
釣りをする方であれば一目でお分かりでしょうが、ヒラメとカレイは姿形は似ていますが、その食性や生息場所、釣れる時期、釣り方、仕掛けが全く異なる完全別物の魚です。
ヒラメはプラグやメタルジグでも狙えますが、カレイはやるだけ野暮です。
ヒラメはアジゴが釣れる夏場を中心に狙いますが、カレイ狙いは冬場〜春先がメインです。
中国の唐の時代の詩人である劉 希夷(りゅう きい)が詠んだ「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」という詩は、人の世が変化するのに対して自然はそれほど変化しないと言う人の世のはかなさを詠んだものとされています。
桜の花が、秋に一斉に咲き乱れることがない様に、例外も稀にありますが、春夏秋冬どの時期に、どのような魚が狙えるのかは凡そ決まっているものです。
釣りが上手になるには、魚の生態や習性を知ることから始まります。
知っておきたい海の知識
海そのものが生き物のようです。
前日と全く同じ状態であると言うことは、まず有り得ません。
⇒大岳海岸
それどころか気温により海水温も変化しますし、プランクトンなどの発生によって刻々と変化するのも海です。
なので、このあいだ釣りに行ってよく釣れた場所で、ボウズを食らうなどと言うことは、よくあることなのです。(涙)
でも、裏を返せば、前回釣りに行った場所で何も釣れなくても、今日は入れ食いだった!!と言うこともあるのが海なんです。
知っておきたい釣具の知識
初心者が大型釣具店に行くとその竿やリールの種類もさることながら、おびただしいルアーの数と量、イトやオモリや接続金具、ウキ・・などの種類の多さに圧倒されて何がなんだかよく分らない!こんなの理解できるはずがない!と思われて当然だと思います。
釣り歴が半世紀を越える私でも、首をかしげるような道具だらけなんです。^^;
極論を言えば、魚の種類ごとに固有の釣具があります。
しかもどんどん細分化されて、現在進行形で進化し続けてもいます。
ですが、基本的な道具や仕掛けは時が経っても変わっていません。
奇をてらう様な変わった釣り方もありますが、「守・破・離」と言う言葉もあるように何事も基本が大切ですし、多くの局面で通用します。
まずは、基本的な道具や基本的な仕掛けを使ってみてから、ここはこういう方がいいんじゃないか?と自分で考えることで釣果もアップしますし、釣りがますます好きになるはずです。
ビギナーからベテランまで参考にしていただきたいお手軽スポット
このサイトでは、最近釣りを始めたビギナーから釣り歴●十年のベテランの釣り人にも参考になる釣り場と釣り方を紹介しています。
休みごとに多くの釣り人が押し寄せるような人気の釣り場もありますし、あまり知られていないポイントもあるんです。
釣りは「1場所、2エサ、3仕掛け」との格言どおり、釣り場によって釣果が大きく左右します。
初心者でも人があまり竿を出していない好ポイントですと好釣果が期待できますし、スレまくった釣り場ではベテランでもボウズを食らうこともあるんです。
それほど釣り場の選定は重要なのです。
更に言うならば、釣れる場所で釣ることで、テクニックが向上します。
釣れもしないのにドラッグ調整など、出来るはずもありませんし、知る必要もありません。^^;
釣りの腕前は、釣れる場所でしか磨けないものだと思います。
釣れない場所でどんな高価なタックルを使っても、エサを工夫しても「労あって功少なし!」です。^^;
更に、釣りを長く楽しむコツは、「釣れる釣り場」に行くことに尽きるのではないか?と真剣に思うのです。
余談ですが、私の後輩が職場の後輩が釣りをしてみたい!!と言うことで、決して安くもない磯釣りのタックルや付属品一式を買わせて、大分方面の磯に渡りクロを釣りに行って6回も7回もボウズだったとのことで、釣りビギナーの後輩から、「僕は釣りに向いていないようなので、生涯釣りをしたくありません!!」と誘っても断られたとのことです。
全くひどいお話です。
ハリとハリスを結べないようなビギナーをいきなり瀬渡し船に乗せてクロのフカセ釣りをさせるなど・・・狂気の沙汰としか思えません。
私でしたら、ビギナーを連れて行く際は、ちょい投げ釣りかサビキ釣りに連れて行き、その過程の中で、
・ハリとハリスの結び方
・ミチイトとハリスの結び方
・接続金具の結び方
・・・等々をしっかり教えます。
釣れないところにビギナーを連れて行くのは、はっきり申しまして「罪悪」です。
「毎回のボウズの中から何かを感じろ!」なんて言われても、ますます釣りが嫌いになるはずです。(笑)
釣れるから面白いはずですし、もっと釣れている人を見てそれを参考にすることで釣りの技術も向上するはずです。
誰も、何にも釣れていない釣り場で「俺は釣ってみせる!!」などと自信のある方はともかく、誰もがワイワイ・ガヤガヤ・・・と何かを釣っている釣り場の方が楽しいはずです。
ボウズが勉強になった!!と言う方は、腕利きのベテランならでは言葉です。
ビギナーの方にボウズをさせてはなりません!!(キッパリ!)
人に何かを教えるときは、レベルに応じた教え方を知っておかないと、楽しいはずの釣りが大嫌いになってしまいます。
それは、釣りが好きな人からすれば、まことに残念なはずです。
何人かで釣りに行った際に、自分だけ釣れても楽しくないはずです。
(ですよね?)
このサイトでは、ビギナーがご覧下さっても分りやすいように、難しい専門用語や釣り人ならではの言い回しを極力割愛させていただきます。
それが参入障壁を高めることを、私はソルトルアーで身をもって体験しています。
もしかすると、「釣りバカ養成講座」になるかもしれませんが、ワークライフバランスならぬフィッシングライフバランスを考慮した上で、あなたのあなたの釣行にお役立てくだされば幸いです。
スポンサードリンク