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Full Marks - カーボンリム 24in

Full Marks - カーボンリム 24in
自転車の不況でカーボン製品が大安売りされたのは2019年のことですが、それだけたくさんのカーボン製品が出回ると粗悪なものも出てきます。 そんな中で、入念なテストの結果GDRが選んだのは台湾の老舗のカーボン屋さん。 強度や耐久性を考えると、どうしても厚みが必要になるので、軽量に仕上げるのはこのくらいが限界でした。 結局、Inspiredのv2リムと比べても劇的には軽くないですが、その分剛性に関してはアルミを凌ぐ仕上がり。 ガチっと硬め=変形しにくいので、マニュアルやダニエル状態での安定感も増すし、大きく飛ぶ時のヨレ・ロスも少なくなります。 変形しにくいということは、長時間の使用でも触れにくいということでもあるので、メンテナンスに時間を取られたくないというライダーさんにも好都合なリムだと思います。 ただ、スポークの針加減が滅茶苦茶であれば歪むので、組み上げの段階で正確にスポークが張られているのが前提です。 気になるのは強度と耐久性ですが、アルミと同等と考えてもらって差し支えありません。 無理な高さからの飛び降りで、段差の角に強くリム打ちした。など、 アルミのリムが割れる・めくれるなどで修復不能なところまで変形する衝撃を与えると、カーボン製のリムも壊れます。 リムを壊した経験がないライダーさんなら問題なし、 リムを壊した経験があるライダーさんなら、リスクと軽量化のメリットを天秤にかけて考えてもらえばと思います。 コストと軽量化とリスク。 なかなか判断が難しいところですが、リスクに関して考えると、 カーボン製のフレーム、フロントフォークやハンドルバーに比べて、リムは特別リスキーとは感じません。 ホイール周りの軽量化は取り回しの軽さや乗り味の変化に直結するので、このメリットを考えると有用なパーツであるのは間違いないです。